てん園長のホンネnote

お困り保護者の味方は、ちょっと辛口な元園長てん。愛あるホンネで届けます。

子どもが成長しているのに、大人はそのまま?

はじめに|“うまくいかない”の正体

「前は、これで落ち着いてくれたのに」
「お気に入りだったのに急にイヤだと言い出した」

いつの間にか、今までスムーズだった関わりが突然うまくいかなくなる状況に出くわしたことはありませんか?

それは、“子どもの成長”が始まったサインかもしれません。
けれども、私たち大人の多くは、
その変化に戸惑い、ついこう思ってしまうのです。

「なんで急にこんな風になっちゃったの?」

でもね、それは“急に”じゃない。
こどもは、ちゃんと日々積み重ねて、変わってきてるんです。

 

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「今までうまくいってたのに」問題

育児や保育でうまくいった経験があると、
「この子にはこうすれば大丈夫」
「このパターンで泣き止む」
という“安心のテンプレート”ができがち。

でもそれはあくまで【過去】の話。
その方法が今も機能するとは限らない。
むしろ、それにしがみつくことでトラブルが増えるケースも。

たとえば、
・お気に入りだったおもちゃに突然興味を示さなくなる
・「いつもの声かけ」で不機嫌になる
・以前より言葉の反応が鈍くなったように感じる

こうした現象は「困ったこと」じゃなく、
“成長によるアップデート”なんです。


成長とは「今までが通じなくなること」

成長とは、「できることが増えること」だけじゃない。
「今まで通じていたやり方が、通じなくなること」でもある。

大人が「変わったなぁ」と思う時、
こども自身は無意識に次のフェーズへ進もうとしている。

その変化に気づいた時、
「元に戻してほしい」と思うのではなく、
「どう関われば、いまの子に届くか?」と考えるのが、
大人の役割。

こどもは成長する存在。
なら、大人だって変化していい。
むしろ、変化しなければついていけなくなる。

「今まではこうだったから」は、
大人の都合でしかないんです。大人だけ、そこに立ち止まるんですか?


ちょっぴり辛口コメント

こどもが変わったんじゃない。
大人が、止まってるだけかもしれない。

「今まではこれでうまくいった」
「これがこの子の好きなもの」
「気持ちを切り替えるにはこれ」

その“今まで”に縛られてるの、
ほんとはこどもの方じゃなくて、あなたじゃない?

こどもは昨日より今日、今日より明日、確実に進化してる。
変化している子どもに「ついていけない」って言う前に、
大人の方も進化、してみよう。

変わるのが怖いのは大人の方。
でも、こどもの変化を面白がれる大人でいたい。
今のこどもをちゃんと見るって、
そういうことだと思う。

 

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