はじめに|「どこも似てる」って思ってない?
初めての園選び。
見学に行ったり、ネットで調べてみたり、情報が多すぎて「結局どこも同じに見える…」と迷子になっていませんか?
でも実は、園によって違いはかなり大きいんです。
保育士・園長としてさまざまな園と関わってきた立場から、
今回は「ここだけは見ておいて!」という基本のポイントをわかりやすくお伝えします。
① まずは「生活に無理がないか」を確認!
「教育方針より先に確認して!」と声を大にして言いたいのがここ。
毎日通うことを考えたとき、生活動線・家庭のスケジュールとの相性は最重要ポイントです。
チェック項目:
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自宅・職場から通いやすい場所か?
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開園時間・延長保育の有無(何時まで預かれる?)
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土曜日保育の有無・利用条件(希望者のみ?申請制?)
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給食かお弁当か
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おむつの持ち帰りや布団の有無など準備物
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毎日の持ち帰り荷物の量(着替え袋や作品など多い園も)
「生活の一部になる」=“続けられるかどうか”を最優先に!
② 園の方針・雰囲気に違和感がないかチェック!
「教育方針」や「行事の取り組み方」は園によってかなり差があります。
何を大切にしている園か、パンフレットだけでなく実際の先生たちの言葉から感じ取ってみてください。
たとえば…
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遊び中心?学び中心?
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スポーツや音楽に力を入れている?
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異年齢保育を取り入れている?
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保護者の参加行事は多い?少ない?
▶ 逆に、「なんとなく雰囲気が苦手」「先生たちがよそよそしい」と感じた園は、無理して選ばなくてOK。
直感って意外と当たるんです。
【てんのちょっぴり辛口コメント】
園見学で「失礼にならないように」と遠慮して何も聞けずに帰ってくる保護者、けっこう多いです。
でもね、入ってから「知らなかった!聞いておけばよかった!」となるほうが、
お互いにとってツライんです。
だから、遠慮せずに聞いてOK。むしろ聞かれることを想定して準備している園の方が信頼できる。
大事なわが子を預ける場所。納得いくまで、堂々と質問して大丈夫ですよ。
【てんからのメッセージ】
園選びって、「情報集め」じゃなくて「未来の選択」。
子どもの1日が、家庭の生活が、先生との関係が――
すべてその園の空気でつくられていきます。
条件も大事、雰囲気も大事。
でもいちばん大事なのは、「ここに預けたら、安心して笑ってお迎えに行けそうだな」って思えること。
その感覚を、大切にしてくださいね。
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