はじめに|「イヤ!」に振り回されて、疲れきっていませんか?
朝の支度で「イヤ!」
着替えも「イヤ!」
お風呂もごはんも「イヤイヤイヤ〜!!」
そんな毎日にヘトヘトになって、「私の育て方が悪いのかな…」って思っていませんか?
大丈夫。それ、あなたのせいじゃありません。
イヤイヤ期は、自立への第一歩=「自分で決めたい!」という本能のあらわれ。
今回は、保育士&園長経験を活かし、
【シーン別】に「やってよかった!神対応」と「やっちゃいがち…NG対応」をまとめました。
ちょっぴり辛口コメントもお楽しみに♪
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パターン①|なんでも「イヤ!」拒否する
☑ よくあるシーン
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「靴はきたくない」
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「保育園行かない」
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「コップじゃなくてマグがいい!」
💡神対応
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「〇〇と△△どっちがいい?」と選ばせてあげる
→ 自分で決めた感が満たされると案外スムーズに! -
「そう思ったんだね」と一度受け止める
→ まずは“共感”で、子どもの心を落ち着かせてから動くのがコツ。 -
「今は無理なんだな」と大人が広い視野で見てあげる
→ 子どもは気持ちが高ぶりすぎて、自分でも何がイヤかわからなくなっていることもあります。
⚠NG対応
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「じゃあ知らないよ」と突き放す
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「〇〇しないなら、アイスなしね」などの罰を設ける関わり
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「赤ちゃんだね」「もうお兄ちゃんでしょ?」など、自尊心を傷つける言葉
【てんのちょっぴり辛口コメント】
大人だって、選択肢ゼロで命令されたら反発するよね?
“自分で選んで動けた”って経験が、こどもの自己肯定感を育てるんです。
パターン②|癇癪・暴れる・床に寝転ぶ
☑ よくあるシーン
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おもちゃを買ってもらえず店頭で大暴れ
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自分の思い通りにならず叫ぶ・たたく
💡神対応
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まず安全確保!その上で少し距離を置く
→ “静かに見守られている”安心感が落ち着くきっかけに。 -
気持ちが落ち着いてから、振り返って話す
→ 感情の爆発中に注意は逆効果! -
「イヤ」に全部つきあう必要はなし。「今は受け止められない」と判断する大人の視点も大切。
⚠NG対応
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「やめなさい!!」と怒鳴る
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すぐに欲しがったものを与えてしまう(=泣けば叶うと覚えてしまう)
【てんのちょっぴり辛口コメント】
泣きわめいているときに“冷静に話して”って、無理です。
「嵐が過ぎるのを待つ」…まずはそれでOK!
パターン③|「やって!」と頼ってきて、自分でやらない
☑ よくあるシーン
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着替えもスプーンも「ママやって〜」
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自分でやれるのに甘えてくる
💡神対応
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「ここまでは一緒にやろう」→「ここからはお願いね」で切り分ける
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気分が乗っているときに“ひとりでできた成功体験”を積ませる
⚠NG対応
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毎回全部やってあげる
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「もう自分でやって!」と突き放す
【てんのちょっぴり辛口コメント】
頼られるのが嬉しくて全部やってると、
“できない子ども”じゃなく“やらない子ども”になりますよ。
【イヤイヤ期についてさらに知りたい方はこちら】
【てんからのメッセージ】
イヤイヤ期は、
親の感情もぐらぐら揺さぶられる時期。
でも実はそれ、「子どもが一歩ずつ自立に向かっている証」でもあるんです。
「もう知らない」「〇〇しないなら、〜〜できない」
そんな言葉が口をついて出てしまっても、責めないでください。
それだけあなたが必死に子どもと向き合っている証です。
でもその中で、大人が「広い視野」を持って接してあげること、
そして子どもの“心の土台”を傷つけない声かけを意識することが、
長い目で見ていちばんの近道になるはずです。
対応の正解は、ひとつじゃない。
でも、あなたの“見守ろうとする気持ち”は、いつだって正解です。
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