はじめに|“それ、愛情?”それとも“甘やかし”?
「怒るのがかわいそうで…」
「つい、子どもの言う通りにしてしまう」
「まだ小さいから、仕方ないかなって思って…」
そんな風に感じるのは、子どもへの愛情があるからこそ。
でも時に、その“優しさ”が**「甘やかし」になってしまっている**こともあります。
今回のチェックは、てん園長オリジナルのちょっぴり辛口診断です。
重く考えずに、今の自分の関わり方を見つめ直す“きっかけ”として楽しんでみてくださいね。
完璧を求めなくて大丈夫。気づきから、子育ては変わっていきます。
甘やかし度チェック|YES or NOで答えてみよう!
以下の10問に、直感で「YES」か「NO」でお答えください👇
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子どもが泣き始めると、とにかく泣き止ませることを最優先にしてしまう
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子どもがご飯を食べないと心配で、すぐに好きなものに変えたり、間食を与えてしまう
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機嫌が悪くならないように、つい機嫌を取ってしまうことがある
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「まだ小さいから仕方ない」と思って注意やしつけを控えることがある
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子どもの代わりに大人がやってあげたり、言葉を代弁してしまう
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自分の気持ちを伝えてきた子に対して、「うんうん」と何でも肯定しがち
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眠い・疲れたなどの理由で、子どもの要求を通してしまうことがある
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公共の場で騒いだ時、とりあえずスマホやお菓子で黙らせてしまう
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「この子にはここまでできないな」と、挑戦させる前に諦めてしまう
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できない姿を見るのがかわいそうで、先回りしてフォローしがち
診断結果はこちら!
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YESが0〜3個
👉 甘やかし度★☆☆☆☆(自立サポートタイプ)
→ 自立を促す関わりができているタイプ!「信じて見守る力」が育児の土台になっています。 -
YESが4〜6個
👉 甘やかし度★★★☆☆(やや甘さ多めタイプ)
→ 子どもへの優しさが強く出て、つい“守りすぎる”傾向あり。境界線とルールを意識してみましょう。 -
YESが7個以上
👉 甘やかし度★★★★★(過保護ゾーンまっしぐらタイプ)
→ 泣かせたくない・困らせたくない気持ちが強すぎて、子どもの“成長の芽”を守りすぎていませんか?「やらせてみる」視点へ、少しずつシフトしていきましょう!
【てんのちょっぴり辛口コメント】
「怒らない」「泣かせない」「なんでもやってあげる」
それって“優しさ”じゃなくて、“子どもの成長のチャンスを奪ってる”かもしれません。
将来、社会に出たとき――
ルールが守れない、我慢できない、気持ちを伝えられない…そんな子になって困るのは、子ども自身なんです。
だからこそ今、「泣いてもいい。できなくてもいい。でも、大人はブレないよ」という関わりが大切。
“その子の未来”に責任を持つのが、今の子育てです。
【てんからのメッセージ】
子どもには、ちゃんと“乗り越える力”が備わっています。
でもその力を育てるには、「信じて待つ」大人の姿勢が必要です。
まずは自分の余裕がある時、時間のある時からでも大丈夫。
優しさとは、何でも許すことじゃない。
ちょっぴり厳しくても、愛を持って関わること。
自分の関わり方を見直す時間は、子どもを変える前に、大人が変わるチャンスです。
今日の気づきを、小さな一歩につなげていきましょうね😊